ドイツで最も若い音楽総監督  -ヘルベルト・フォン・カラヤンのお話 その6-

カラヤンがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめて指揮したのが1934年8月、翌月の9月にははやくも試験採用中のアーヘン市立劇場でオペラ『フィデリオ』(ベートーベン作)でデビューしています。 その後もアーヘン市立劇場 

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ウィーン・フィルとの出会い  -ヘルベルト・フォン・カラヤンのお話 その5-

ザルツブルグ音楽祭おけるカラヤンの最初の仕事はオペラ『ファウスト』(グノー作)におけるバレエ・シーンの音楽監督でした。 後年カラヤンは『白鳥の湖』(チャイコフスキー作)などバレエ音楽にも後世の指揮者の手本となるような完成 

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ザルツブルグ音楽祭  -ヘルベルト・フォン・カラヤンのお話 その4-

  ザルツブルグ音楽祭は、モーツァルトを記念して、毎夏オーストリアのザルツブルグで開催される、ヨーロッパでも古参の音楽祭です。 今日ではウィーン・フィルを始めとする世界有数のオーケストラや劇団、指揮者、ソリスト 

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ウィルム市立歌劇場時代   -ヘルベルト・フォン・カラヤンのお話 その3-

1929年1月、彼が21歳の時、モーツァルテウム交響楽団を指揮して、指揮者としての公式デビューを果たします。 そのわずか2ヶ月後の1929年の3月にはウィルム市立歌劇場・第一指揮者として、いよいよプロ指揮者の仲間入りを果 

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ザルツブルクの2人の「神童」 -ヘルベルト・フォン・カラヤンのお話 その2-

ヘルベルト・フォン・カラヤンは1908年にオーストリア・ザルツブルクで生まれました。 ザルツブルクはモーツァルトの生誕地であることは先述しました。 こんなこともあってカラヤンにとってモーツァルトは常に身近に感ずる大作曲家 

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クラシック音楽界の帝王 -ヘルベルト・フォン・カラヤンのお話 その1-

  ヘルベルト・フォン・カラヤン・・・。 私たちより上の世代で、彼の名を知らない日本人は いないのではないでしょうか。日本人にとってマリア・カラスと並んで最も有名なクラシック界の巨人です。世界的には彼の名は20 

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