毒素について少し整理してみたいと思います。
今までの話からお判りのように、毒素には2種類あり、生物産生毒素と外部より侵入してくる毒素そのものです。
このうち生物が産み出す毒素には今まで説明してきたような自分の中に元々存在した微生物が発生したものと、外部より侵入する病原微生物とその発生する毒素が考えられます。
また、外部より毒素そのものが入ってくる場合があり、これは今日特に問題視される重金属を含むグループです。
これら毒素は肝、腎、腸で一旦排泄が図られますが、毒素が体内で蓄積した場合、病原菌を除去しただけでは体調の改善はありません。
積極的に解毒を行うことをデトックス(毒抜き)と呼びます。
「虫歯」や「歯槽膿漏」や「口臭症」は「病巣」由来ですから、バイ菌が存在するだけでなく、すでに歯茎と顎骨と扁桃に毒素が蓄積しています。
これを除去しないかぎり、根治はありえません。
もちろん、血液を介して全身の各部で毒素の蓄積は進行していると考えられますから、デトックス(毒抜き)は体調改善も含めて是非とも行う必要があります。