前回は美音療法器の本質は音によるミトコンドリアの活性化と、それに伴う新陳代謝の増進ではないかという私の考えを述べました。これは全くの私見で、考案されたロシアの方でも、また日本中の学者さんも含めて、類似した意見をただの一度もお見かけしたことはありません。
音によるミトコンドリアの活性化と、新陳代謝の増進に対して、実例を示します。
私の所蔵するCDの中に次のようなものがあります。
1枚は、実名は避けますが、ある著明な元コンサルタントの方のチェロ演奏を収めたCDです。この方は仕事が多忙を極めた時期に右側腎臓ガンが発覚しました。
手術、抗がん剤、放射線による治療を続けたにもかかわらず、肺など他部位へ転移、ガン末期を迎え、死を覚悟せざるを得なかったそうです。
それ以降、医師任せではなく、自宅療養を続ける中でガンに愛を送るという深い気付きを得られ、25年ぶりにチェロの練習を再開しました。
その後、自らの直感に従って、食養をベースに愛用のチェロを弾く毎日の中でやがてガンは自然消滅しました。
私は、CDのライナーにある演奏者の略歴を拝見しながら、深い感銘を覚えました。
同時にそこには「健康」や「病気」についての深い示唆が含まれていると感じました。