前回に引き続き
ⅰ)前向きで、包容力に溢れた自然な心持ちと
ⅱ)直感で選択した自助療法、特に食養と
ⅲ)自らを聴き手とするチェロの演奏で
癌を克服した方のお話です。
食養でガンを克服したという例は多い訳ではありませんが、時折、そうした体験を見聞きすることはあります。しかし、自らのチェロ演奏でガンを癒した例は余りないのではないでしょうか。
ただ「音」が新陳代謝を促進するという例はあるのです。
皆さんの中で猫が好きな方はどの位いらっしゃいますか。
見た目も仕草もかわいい猫ですが、猫が丸くなって寝ている時のゴロゴロという鳴き声は猫好きの方にはたまらない魅力があるようです。かくゆう私もその一人ですが…。
この猫の寝声(?)で、実は猫自身は自らの身体を調整して健康を守っているという説があります。そればかりか、この猫の寝声をヒトの骨折患者さんに聞かせて骨折治癒を早めるという治療が欧米ではあるそうです。
私自身もこの猫の寝声CDを歯の根や歯周病の治療に時折使いますが効果は上々です。
これは骨細胞(破骨細胞、造骨細胞)に猫の寝声という「音」が働きかけて、骨折部位の治癒を促進したと考えられます。
では、骨折治癒の主役である骨細胞の中では何が起こったのでしょうか。