頂点
音楽家、グスタフ・マーラーの6回目です。
マーラーの常により高い水準の芸術としての歌劇を妥協なく追求する姿勢は、芸術監督となってから、自らの生活を無駄なくそぎ落とすようにして、ほぼすべての時間を歌劇場についやすほどにさらに徹底されましたから、伝統的な歌劇場関係者やオーケストラ・メンバーの中には強い反発が生まれたことも多々あったであろうことが想像できます。
こうしたマーラーの熱を帯びた芸術創造の極みはウィーン・フィルをも突き動かし、1898年9月からウィーン・フィルの指揮者という大任を担うこととなります。
ウィーン宮廷歌劇場・芸術監督とウィーン・フィルの首席指揮者の兼務という殺人的なスケジュールにもめげず、マーラーは超一流のオーケストラ、ウィーン・フィルを妥協なく鍛え上げました。
その結果、ウィーン・フィルの長い歴史の中で例を見ない、1年間で14人のオーケストラ・メンバーの入れ替わりが起こり、その余りの妥協の無さに多くのオーケストラ・メンバーからの反感を買い、就任以来わずか3年足らずでマーラーはウィーン・フィルを去ることとなります。1901年3月のことでした。
<デトックス体験会のお知らせ>
私たちの体は思いのほか、重金属や毒素によって蝕まれています。
重金属や毒素の蓄積は細胞レベルでの健康を害します。
慢性病の原因ともなりかねません。
そこで、当クリニックではデトックスに関して、その原因と体の影響やそのやり方を説明するための講演及び体験会を開催することとしました。
ご興味をお持ちの方は是非ご参加ください。
日時 平成29年1月29日(日) 講演会 10:00~13:00
「腰痛の原因は歯科治療だった」
体験会 14:00~17:00
費用 3,000円