これまでのことをまとめておきましょう。
「ミトコンドリア」とは何か。
①エネルギー物質の作り手
②体内のあらゆる分泌物の作り手
③体温を作る
④電子の流れ(=電流)をつくる。
体細胞がエネルギー物質を製造する「工場」とすれば、多くの細胞内の小器官は「設備」であり、ミトコンドリアはエネルギー物質を合成する「主役」ですから、細胞の中の電流の主だった発生源はミトコンドリアということになります。
ミトコンドリアは酸素と栄養素を利用してエネルギー物質(アデノシン3リン酸)を合成するので、
1)酸素不足
2)栄養素不足
3)細胞内の有害な異物混入(口・腸内微生物、ウィルス、毒素(重金属を含む))
など「物質」が原因で障害を受けます。