前回のまとめの中でもお話したように、毒素には1923年にウェンストン・プライス博士が発表なさったように、口の中のバイ菌による毒素以外に今日では重金属や
自然界には本来存在しない化学物質など体外から取り込まれる毒素も新たに分かってきました。
重金属は、それ自体の毒性や体内蓄積でよく知られますが、今日では、体内に取り込まれて、
活性酸素(フリーラジカル)を生成することがわかってきました。
発生した活性酸素(フリーラジカル)はヒトの身体に働きかけて、次のような問題を惹き起こします。
・細胞へのダメージ(細胞膜、核膜、ミトコンドリアに対して)
・免疫機能の不均衡
・内分泌障害
・退行変性(組織・細胞の機能低下を伴う量的あるいは質的代謝産物の異常のことをいいます。例えば、老化現象などがそうです)
このように活性酸素(フリーラジカル)は細胞レベルで尽大な障害を惹き起こすので注意しておく必要があります。