前回は毒素としての重金属の今日的問題としてのフリーラジカルの害について述べました。
今回はその体への取り込み先をお教えします。
重金属の主な取り込み先とその種類は、次のようなものが代表的です。
・歯科治療用金属(バナジウム、イリジウム、ニッケル、マンガン、金、銅、銀、白金、水銀、パラジウム、クローム、チタンなど)
・ゴミ焼却時(ヒ染素、鉛、カドミウム、クロームなど)
・車からの排気物(カドミウム、鉛、パラジウム)
・タバコ(鉛、カドミウム、銅)
・保存料(ニッケル)
・病虫害防除剤=殺虫剤、除草剤(銅、ヒ染素、ヘクトグラム)
・加工食品(ヘクトグラム、カドミウム、ヒ染素、銅、マンガン、スズ)
・プラスチック(カドミウム)
・ジュエリー(ニッケル、パラジウム)
・化粧品、消臭剤
・革(クローム)
・建築材、塗装剤
・種 などです。
歯科用金属がその種類の多さと、その量からしても取扱いに注意を払う必要があることがわかります。