「小顔調整」の重要なポイントとして、蝶形骨へのアプローチがあり、同時並行的に
後頭骨、背骨、仙骨へのアプローチ、全身のトリートメントを行う必要があることを前回述べました。
背骨や仙骨のゆがみは、何度もいうようですが、誤った起きているときの姿勢や偏った
動作によって生じやすいのですが、実は「寝相」の悪化を通して頭蓋骨に頭の重さや体重が加わることで蝶形骨も含めた頭蓋骨にゆがみが生ずることがあります。
このことは脳に加わる各種負荷のうち、大きな負荷の一つが「寝相」であることを示しています。
その結果、当然ながら背骨や仙骨もゆがむことで脳への負荷としての「寝相」の影響を緩和しようとする訳です。
「寝相」を治さなければならない大きな理由の一つは「寝相」の悪さが姿勢の悪さ
のみならず、脳機能を低下させる負荷となる点をこのブログをお読みになる皆様に是非、
認識して頂きたいのです。
蝶形骨は頭蓋骨を構成する骨の一つですから、この場合蝶形骨のみでなく、後頭骨も含む他の頭蓋骨のゆがみの調整が必要となります。
もちろん「寝相」だけでなく、頬づえをつくとか、びっくりするほどよくしゃべるとか、しゃべりながら食事をしたり、口を閉じずに開いた状態で食べるとか、きちんと奥歯で両噛みしない、座っている姿勢が悪いとか、片方で重い荷物を持つとか、激しくスポーツをするなどしても同様に頭蓋骨全体がゆがみます。従って、骨格調整の先述した中で頭蓋骨の調整は特に重要なものとなります。